ボブマーリーと役行者
和歌山県を中心に 数年前から大木巡りをしながら、山、川、海、神社、寺、磐座や滝を訪れるようになりました。最初は景色を楽しんでいる程度でしたが、歴史を知り、歴史だけでなく、それまでより深く訪れる場所への意識が変わっていき、現代人が忘れつつある自然との営みにおいて もっとも大事な第六感第七感の感じる力を養おうと、大木や山や磐座や森や川や海や滝を感じる「ただ感じる事だけ」に意識をおいて、空海さんや役行者さんを道標にして「太古=宇宙」を答え(ゴール)に置き 訪れるようになっていきました。
そんな中、ある日、フトあることを思いました。
『 役行者とボブマーリーは、なんだか似ている。』
この事を話していたら
いろんな方々が同じ事を言っている事を知りました。
(シンクロ。。。)
何が似ているのかは…よくわかってないですが…
修験側からは この観点はないかもしれないけど…
レゲエサイドならでわなのかもしれない。
役行者は、634年に大和国葛城上郡茅原(現在の奈良県御所市茅原)に生まれる。父は、出雲から入り婿した大角、母は白専女(賀茂娘)。
ボブ・マーリーは、1945年にイギリス海軍大尉の白人と母ジャマイカ人との間に白人と黒人のハーフとして産まれる。
2人の共通点を探してみると…
役行者は、仙人道を歩んでいた。
ボブマーリーも将来の夢はアフリカに帰って
ラスタマンの暮らしをすることだと言っていた。
役行者は、まず五穀を断ち山にこもり松の実や皮や薬草いろいろ食し身体をまずリセットし修行に及んだと言われ。。。
ラスタには「アイタル(Ital)」と呼ばれる特有の食文化がある。語源は英語の「vital(生命)」。基本的にベジタリアニズムやヴィーガニズムと似ているところがあり、自然から採れる健康的なものだけを食べようという主義だ。まず加工食品はタブー。それから体内で腐敗するという考え方から、赤肉も食べない。魚は旧約聖書で大丈夫だとされているため食べる人が多い。ただし、人によっては魚すら口にすることを拒み、純菜食主義のような食生活を送る人もいる。詳しくはラスタを理解する上で知っておきたい7つのこと
役行者もボブマーリーも時の政府に対抗し
役行者は伊豆へ流され、ボブマーリーは拳銃で撃たれている。おそらく、役行者も民衆からの影響力はかなりあったのでしょう。
ボブマーリーは、ラスタミュージック=ルーツレゲエミュージックの神様とも言われ
修験と一緒にするなと怒られそうですが……。
役行者について、数々の呪術的というか神懸かり的な話があり また、医薬の知識をもって民衆を救ったという話があります。
ボブ・マーリーは、ワンラブピースコンサートでライブ中に雷が鳴り 神がかりになった話は有名で、当時、ジャマイカは選挙で与党野党が激しくやり合っていて 多数の死傷者を出していた。その野党与党の代表をステージに上げて握手をさせた。(今でも選挙中は危ない…,)
役行者もボブマーリーもシャーマン!
この記事を書いている時に ネイティヴアメリカンのローリングサンダーについて知りました。
ローリング・サンダーとは、アメリカ・インディアンのメディスンマンであり、チェロキー一族およびショショーニー族を代表するスポークスマンとしても広く認められている。彼は、何世代にもわたって伝えられてきた秘密の知恵を守護してきた。病気の癒し方、薬草の扱い方、雨を降らせる方法、悪魔祓い、時空を超えたコミュニケーション―こうしたメディスンマンの力は、「大地の精霊」との特殊な絆から生まれてくるものなのである。 さらに詳しくはこちらローリングサンダー
『 大地の精霊との特殊な絆』特殊な絆とまではいかなくても、大地の精霊との絆や目に見えない世界を意識することを現代人が忘れてしまっている大きな問題なのかもしれない 明治が開けて まだ約140年。。。便利にはなったが。。今、ガスや電気が止まれば 人間はどうなるだろうか? おそらく明治が開ける前よりも酷いような気がします。それなのに近代文明が凄いと言えるんだろうか?
目に見えない世界から自らのフィルターを通してアーティストは音に表す。そうやって産まれたルーツレゲエミュージックが、紀伊半島の山々に溶け込んでいく感覚をぼくが覚えたのも ふに落ちます。